GC-019フレームの開発が始まった2011年の夏。

販売に向け成熟してきたフレームの最終的なテストとして「鈴鹿Mini-Moto4耐レース」を迎えました。
今年は4ミニ専門誌「モトモト」さんとタッグを組んで挑みます。

GC-019フレーム 開発中アルミフレーム

今年開発部が総がかりで製作しているGC-019フレーム。

「乗るのが楽しくなるフレーム」をコンセプトに開発しています。

 

 

 

GC-019フレーム 開発中アルミフレーム

 エンジンはアルミビレットクランクケースAGOタイプNECTO製ミッション、乾式クラッチを使用。
腰上は排気量124cc、キタコ製SEヘッドを組み合わせています。 

 

 

GC-019フレーム 開発中アルミフレーム

ホイールはACTIVE製ゲイルスピード12インチホイールにブレンボ4Pを合わせます。
ローターはNECTO製フローティングタイプです。
(※ブレンボ4Pキャリパーとフローティングローターを組み合わせる場合は、パッドとフローティングピンが干渉するためパッドを削ってください。) 

 

 

GC-019フレーム 開発中アルミフレーム

フレームはアルミの総削りからモナカタイプへ変更しました。この変更によりフレームをオイルキャッチタンクにしています。
またモナカタイプにすることで、フレームのねじれ方向への強度が増しています。

 

 

 

モナカタイプのフレーム構造

GC-019フレーム構造変更

フレームの内部を空洞にし、オイルキャッチタンクにしています。左右のパーツを中央で溶接します。※フレームのオイルキャッチタンク機構については現在開発段階です。 

 

 

GC-019フレーム構造変更

フレームの後ろには隔壁を設けブリーザーのオイルを分離し、クランクケースにリターンさせます。

 

 

GC-019フレーム構造変更

ヘッドパイプ部分にメインフレームを大きくかぶせることでヘッドパイプ周りの剛性を高めています。

  

 

ミニモトOPENクラス出場につづく…